血流・血圧改善ケア「鎖骨のくぼみ押し」
血圧は、自分でコントロールできます。
血圧が気持ちよいほど下がる「鎖骨のくぼみ押し」
はつらつ元気 2011年4月号 (3月2日発売)
特集「首をほぐせば病気が一挙に治る」の中で、
「鎖骨のくぼみ押し」が取り上げられました。
「鎖骨のくぼみ押し」とは
- ◎高血圧の予防のための血圧の降下や安定
- ◎合併症の脳卒中の発症や再発の予防
- ◎脳梗塞・脳出血後の運動機能、言語機能障害等
- に対するリハビリテーション効果
- これらにお役立ていただきたい血流の改善のための提案です。
血流や血圧について、
こんなお悩みはありませんか?
- 血圧が高い。血圧が安定しない。
- 血流を良くし、高血圧を予防したい。
- 高血圧をお薬以外でコントロールする方法を知りたい。
- 脳卒中を予防したい。
- 脳梗塞・脳出血の後遺症のリハビリテーションを家庭で行いたい。
- 脳血管障害、心臓機能障害、腎臓疾患、動脈硬化といった高血圧症に伴う合併症群の発症を予防したい。
高血圧の本当の原因をもとめて
さまざまな病気(副腎・腎臓・心臓・甲状腺など)が原因で起こる高血圧をのぞいた、本態性高血圧(高血圧症の90%~95%を占める)の原因は、まだはっきりと解かっていません。
確かに、加齢やストレス、塩分、高カロリーの食事、性別、家族歴、運動不足、酒、タバコといった様々な要因もあるかもしれません。
しかし、日々の臨床において、高血圧の方と接する中で、高血圧の原因は、もっと別な原因があるのではないか、との思いを深めるようになりました。
高血圧の本当の原因・・・仮説を立てる
高血圧症の方々の体を良く見ると、共通して「左右の肩の高さの差が顕著」に現れています。
肩の高さの差が顕著な高血圧の方は、多くが、頭痛や頑固な肩こり、首こりの悩みを持っておられます。
「きっと、高血圧と肩の高さとには、何か因果関係があるに違いない」そのような仮説を立てながら、研究が始まったのです。
では、
肩が異常に高くなり、変位を起こすことによって、体は、一体どのような影響を受けているのでしょうか。
- 肩が高くなるということは、鎖骨と第一肋骨の間が狭くなり、位置異常を起こしていることを意味します。
- 鎖骨と第一肋骨の間には、脳への血液を交換する太い動脈や静脈(鎖骨下動静脈)が通っています。
- 鎖骨と第一肋骨の位置が異常になると、それらの動静脈(鎖骨下動静脈)を押しつぶし血管内が狭くなります。
- その結果、血流異常が起こり、血圧上昇が起こります。
これが、高血圧の生じる原因ではないかと仮説を立てたのです。
さらに、
- 脳へ向かう血流が、鎖骨と第一肋骨部位で、圧迫され、血圧が上昇すると、
- 心臓のポンプ作用が負荷を受けます。⇒心不全など
- 脳内血管の弾性劣化を招きます。⇒動脈硬化、脳出血など
- コレステロールの血管内沈着⇒アテローム変性など さまざまな悪影響を受けます。
高血圧によるさまざまな合併症のメカニズムも、仮説により説明できるのです。
811名の肩の高さ異常を解消すると、97.5%の方に・・・
高血圧の原因は、肩の高さ異常(鎖骨と第一肋骨の位置異常)にある。
その仮説を証明するには、「鎖骨と第一肋骨の位置を正常にもどし、間を広げることで、血圧が下がれば良いのではないか」と考え、
811名の高血圧症の方々に施術することで、データを集め、臨床研究を行いました。
その結果、驚くべきことに、ほとんどの方の愁訴(頭痛、肩こり、息切れ、動悸など)に効果が診られ、97.5%の方の血圧の降下と安定という結果を得ることができたのです。
⇒臨床研究・肩の異常と血圧(参考)
⇒臨床研究・血圧上昇の根源をもとめ(参考)
高血圧の本当の原因を確信
この研究から、「血圧上昇の主要な原因は、鎖骨と第一肋骨の間を通る、鎖骨下動静脈の圧迫による血行不良、血流障害によるものだ」ということに確信を得ることができました。
つまり、血圧を下げ、安定させるためには、鎖骨と第一肋骨の間を広げ、鎖骨下動静脈の圧迫を取り除けばよいのです。
しかし、カイロプラクティックなどの施術の中で、それを行うことは可能ですが、一般の方が、家庭で行うには、無理があります。
そこで、家庭で安全に矯正できるように工夫したものが、「鎖骨のくぼみ押し」なのです。
鎖骨と第一肋骨の位置異常を正す「鎖骨のくぼみ押し」とは
高血圧の原因となっている鎖骨下動静脈の血流を改善させるには、鎖骨・第一肋骨間の隙間を拡げ、血管の圧迫を取り除くことが必要です。
家庭で手軽にしかも安全に出来る血流改善ケア「鎖骨のくぼみ押し」を行うには、肋骨の中でも比較的堅牢な第一肋骨を用います。
第一肋骨の位置を矯正することで、鎖骨との隙間を広げるのです。
(鎖骨は、障害を受けやすいので、触りません。)
ただし、鎖骨や、第一肋骨の周辺には、動脈や静脈はもちろん、複雑に入り組んだ神経や筋肉があります。
血管や、神経は、不用意な力を掛けると思わぬ障害を引き起こす恐れまもあります。
ご自分で「鎖骨のくぼみ押し」を試される方には、くれぐれもお願いいたします!!
こちらのディリーヘルスプランニングのサイトを必ず良く読んで、第一肋骨や鎖骨の位置や触れる場所、動きの方向などをよく理解した後に「鎖骨のくぼみ押し」を行うようにしてください。
不安な場合は、必ず血流・血圧改善ケア「鎖骨のくぼみ押し」指導教室にご参加の上、正しい方法を修得することをぜひお勧めいたします。
脳梗塞後遺症のリハビリ体験から・・・
家庭で出来る血流・血圧改善体操「鎖骨のくぼみ押し」
この体操は、高血圧症の方のみならず、脳梗塞や脳出血の後遺症にのリハビリにも、すぐれた効果を発揮します。
デイリーヘルスプランニングの先生自身の「脳梗塞体験研究者からの提言」を、ぜひ参考になさってください。
先生の体験がきっかけで、この血流・血圧改善ケア「鎖骨のくぼみ押し」は、生まれたのです。
正確な「鎖骨のくぼみ押し」の指導を受けるには
「鎖骨のくぼみ押し」は、そのやり方を間違えると、思うような効果を上げることができません。
自己流でなさらず、ぜひ指導教室で、正確な「鎖骨のくぼみ押し」を学んで頂きたく思います。
一度指導を受け、コツをつかむと、安全・簡単に、ご自分で行うことができるようになります。